【経験者が】銀行での借金一本化(おまとめローン)は本当にお得なのか【教えます】

債務整理

コロナ禍の苦しい状況の中で、複数の消費者金融等で借金を抱えており、銀行系のおまとめローンを検討している人も多いのではないでしょうか。

でもちょっと待ってください。銀行系のおまとめローンは本当にお得だと思いますか?

この記事では、過去に2度の借金返済体験がある僕が、銀行系でのおまとめローンの本当の実態と費用を簡単に比較解説していきます。

この記事はこんな人におススメ。

  • 複数の消費者金融から借金している人
  • 銀行系のおまとめローンを利用しようと考えている人
  • 複数の消費者金融からの借金で生活が苦しい人

この記事は5分で読めます。

僕の過去の借金返済体験はこちら。気になる人はどうぞ。

銀行系おまとめローンとは?

銀行系おまとめローンの特徴は?

消費者金融の借金を銀行系のおまとめローンで一本化する人は多いのではないでしょうか。では、そもそも消費者金融と銀行系のおまとめローンはどう違うのでしょう。それぞれの特徴を見ていきましょう。

 消費者金融の特徴

審査が甘め。

金利(年利)が法律の上限の場合が多い。

 銀行系おまとめローンの特徴

審査が厳しめ。

金利(年利)が法理の上限より低めに設定されることが多い。

月々の支払いが低く設定されることが多い。

借金する場合、理由にもよりますが総量規制というものが掛かってきます。総量規制とは、年収の3分の1以上のお金を借りることが出来ないことを法律で定めたものです。ただし、これには例外がいくつか存在し、その1つに「お客が一方的に有利となる借り換え」があります。おまとめローンはこれに該当するように、金利や月々の返済額が低く設定されているのです。

銀行系おまとめローンの比較

では、銀行系のおまとめローンはどの程度金利が下がるのでしょうか。ここでは、銀行系のおまとめローン数社の条件を比較していきたいと思います。

金利最高借入額返済期間
A銀行おまとめローン12.5%1,000万円最大10年
B銀行おまとめローン12.8%500万円最大15年
C銀行おまとめローン12%500万円最大10年

消費者金融の金利は殆どが法律上限の18%であることを考えると、銀行系のおまとめローンの金利は各銀行5~6%ほど低く設定されています。

また、金利が低くなることにより毎月の支払額も、おまとめ前よりは確実に少なくなり、生活は楽になると思います。

銀行系おまとめローンはお得なのか?

では、銀行系のおまとめローンは本当にお得なのでしょうか。

結論を言ってしまうと、毎月の支払額は減りますが、総支払額では必ずしもお得とは言えません。その理由を具体的な金額を使ってお話ししていきます。

例えば、おまとめ前で以下のような借金があるとします。

借入額年利月々返済額
消費者金融A社80万円18%30,000円
消費者金融B社40万円18%20,000円
消費者金融C社30万円18%10,000円
合計150万円60,000円
※おまとめ前の状態

この借金を、以下のようなおまとめローンで借り換えたとします。返済期間は10年間とします。

借入額年利月々返済額
銀行系D社おまとめローン150万円12%22,000円
※おまとめ後の状態

おまとめローンで金利は6%下がり、月々の返済額も4万円近く少なくなりましたね。月々の返済はかなり楽になりました。では、次にそれぞれの最終支払額を計算してみます。

借入額年利月々返済額返済期間最終支払額
消費者金融A社80万円18%30,000円35ヶ月1,029,346円
消費者金融B社40万円18%20,000円24ヶ月479,132円
消費者金融C社30万円18%10,000円41ヶ月401,551円
合計150万円60,000円1,910,029円
※おまとめ前の状態
借入額年利月々返済額返済期間最終支払額
銀行系D社おまとめローン150万円12%22,000円116ヶ月2,531,900円
※おまとめ後の状態

おまとめ前の最終的な支払額は、合計で1,910,029円となりました。銀行のおまとめ後の総支払額は2,531,900円・・・。あれ?おまとめ後の方が621,871円も多く払う事になりました。

そう、これがおまとめローンのマジックなのです。月々の支払額は減って楽にはなりますが、最終的には決してお得とは言えないと思いませんか?

では、このままおまとめせずに借金を返した方がいいのでしょうか?実はそれもお得ではないのです。次の章で1番お得な方法を説明していきます。

金利(年利)というものを詳しく説明した記事も書いています。気になる方はこちらからどうぞ。

債務整理はお得なのか?

債務整理はお得なのか?

結論から言うと、1番お得な方法は債務整理です。お得という言い方は正しくないかもしれませんが、少なくとも他のどの方法よりも、最終的な総支払額は少なく済みます

債務整理にも種類があり、「任意整理」「個人再生」「自己破産」などの種類がありますが、借金の金額や収入の有無によって最適な方法がかわってくるので、どの方法が1番良いかは一概には言えません。

それぞれの債務整理の説明をするととても長くなるので別記事にまとめています。興味がある方はこちらからどうぞ。

債務整理と銀行系おまとめローンの比較

では、具体的に債務整理はおまとめローンよりどの程度お得になるのでしょうか。実際の債務整理方法で比較して見ましょう。

 先程と同様に、おまとめ前の状態とおまとめ後の状態を以下のように設定します。

借入額年利月々返済額返済期間最終支払額
消費者金融A社80万円18%30,000円35ヶ月1,029,346円
消費者金融B社40万円18%20,000円24ヶ月479,132円
消費者金融C社30万円18%10,000円41ヶ月401,551円
合計150万円60,000円1,910,029円
※おまとめ前の状態
借入額年利月々返済額返済期間最終支払額
銀行系D社おまとめローン150万円12%22,000円116ヶ月2,531,900円
※おまとめ後の状態

まずは、債務整理の中で任意整理を選択した場合を比較しましょう。今回は弁護士A社と司法書士B社の実際の費用で比較して見ます。交渉により金利をカットすることで合意出来たとします。報酬は1社あたりの金額です。

着手金成功報酬減額報酬合計
弁護士A社10,000円10,000円減額金額の10%
司法書士B社30,000円(2社以上だと20,000円)
※弁護士A社と司法書士B社の任意整理費用

おまとめ前だと3社から借りていますので、それぞれの費用は3社分かかります。また、弁護士の減額報酬は金利分の10%となり、最終的な費用は以下の表の様になります。

着手金成功報酬減額報酬合計税込合計
弁護士A社30,000円30,000円41,003円101,003円111,103円
司法書士B社60,000円66,000円
※おまとめ前に任意整理した場合の費用

おまとめ後だと1社なので、各費用の合計は以下の表の様になります。

着手金成功報酬減額報酬合計税込合計
弁護士A社10,000円10,000円103,190円123,190円135,509円
司法書士B社30,000円33,000円
※おまとめ後に任意整理した場合の費用

 では、それぞれを比較して見ましょう。

  • おまとめ前総支払金額・・・1,910,029円
  • おまとめ後総支払金額・・・2,531,900円
  • おまとめ前の任意整理総支払金額(弁護士)・・・1,111,103円
  • おまとめ前の任意整理総支払金額(司法書士)・・・1,066,000円
  • おまとめ後の任意整理総支払額(弁護士)・・・1,135,509円
  • おまとめ後の任意整理総支払額(司法書士)・・・1,033,000円

同様にして個人再生と自己破産の場合を見ていきましょう。表は多くなるので省略します。個人再生・自己破産共におまとめ前とおまとめ後の費用は変わりません。また、自己破産は「少額管財事件」の場合の費用です。

  • 個人再生総支払金額(弁護士)・・・1,720,500円
  • 個人再生総支払金額(司法書士)・・・1,632,500円
  • 自己破産総支払金額(弁護士)・・・649,000円
  • 自己破産総支払金額(司法書士)・・・583,000円

どうですか?同じ債務整理でも借金額によってだいぶ違ってきますね。

借金額が150万円であれば、任意整理か自己破産が総支払額が低くて済みますが、自己破産はデメリットも多いので、任意整理がお勧めな方法です。

債務整理と銀行系おまとめローンはどちらがお得なのか?

もう答えは分かりましたよね?

銀行系のおまとめローンと債務整理では、圧倒的に債務整理がお得ですね。

債務整理をするには、弁護士や司法書士に依頼する必要があります。方法としてはまず、無料相談を利用しましょう。無料相談で、まずは話をしてみて自分が任せたいと思える所に依頼するようにしましょう。無料相談した所に依頼しなければいけないことはありません。自分が納得できる所が見つかるまで、色々な無料相談を活用すべきです。

良い弁護士や司法書士の選び方から、相談方法の手順までは別記事で解説しています。

考えていても時間が勿体ありません。人生は有限です。まずは思い切って無料相談に1歩踏み出してみましょう。

モノタ

普通のどこにでもいるモノノフサラリーマン。過去に借金返済経験と休職経験あり。
自身の経験をもとに、同じような悩みを抱えている人に向けた記事を書いています。

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